再会と出会い

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綺「長っ…!!」 昇降口で突っ立っているのも何だし、とりあえず校内に入って見たものの… 綺「何…この無駄な豪華さ?!」 入って早々、こんな突っ込みを入れてしまった 外から見る外装に劣らぬ内装の趣味の良さ 素人の私でも膨大な金がかかっている事がはっきり分かる だからと言って、ただ高級なモノを置いてるって訳でもない …悪くはない…かな 綺「って、そんな呑気な事言ってる場合じゃないね;;」 理事長室を探さなきゃ;;; 本来の目的を思い出し、宛もなく果てしなく続く廊下を歩き出した お母さんとお父さん…何も教えてくれないんだもんなぁ… 綺「ん?何か聞こえる」 途方に暮れていた私の耳に何かが聞こえて来た どこに行っても良いか分からないし 理事長室も見つからない 綺「とりあえず、行ってみますか」 どうにでもなれ♪ そう半ば投げやりに思った私は音の聞こえる方へと足を向けた
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