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綺「…じゃあ、一応聞くけど、私に拒否権はないのね?」
父・母「「勿論」」
あっそ……←(投げやり)
母「だから、早く着替えてらっしゃい♪」
何で今すぐ……;;
父「今日から行く事になってるからね」
さいですか……
もういいし…←(遠い眼)
―――――――――
と、いうことだ
何て可哀想な私…
だから、私は今こうして“不本意ながらも”鳳炎祗学園の前に立っている
綺「なんか…もう疲れた…;;」
まぁ…前まで通っていた学校、漣女子高校ではまだ友達という友達を作っていなかった
別に未練なんてない
それに、もう決まった事なのだから今更足掻いたって体力の無駄もいい所だ
綺「…はぁ………行くか」
私は、今日何度目であろう溜め息を漏らし、新しい地へと足を踏み出した
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