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翌日も目が覚めると、昨日と同じ空間にいた。
見覚えのある椅子・・・
振り向いたのは昨日と同じ男だ。
「マミル、私が誰か分かったみたいだな」
「やっぱじいちゃんか!じ、じいちゃん!仕事大変やったんやな。分かるで。外国で会社作るなんてそれだけでも凄いやん、十分やん、おかんも偲んどったで!やから頼む!成仏してや!」
「・・・」
「見て分かるやろ?俺、霊感とかないしやな、何もしてあげられへんのや!堪忍してや!」
「マミル、確かに私は君の祖父で、志半ばでこの世を去ったが、私の目的は呪いや仕返しではない。その逆だ」
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