スケープゴート～生贄を救え～

黒い涙

「は？」

「救いたいのだ、全てを。そして君を」

「じいちゃん、あのな、俺は幸せやし満足してるで。それに全てって、地球の人口何人か知ってんの？何千年あっても足らんから！」

「今に分かる」

「おい、じいちゃん！やめてや、なぞなぞしていなくなるの！」

気付くともう姿はなかった。

またろくなこと話せへんかったな。

それにしてもこれから何が始まるんや・・・