序章

3/4
前へ
/50ページ
次へ
寝ているとヒヤリとした空気が頬を掠めた 風?おかしいな窓は閉めた筈… 確かめようと寝ぼけながら起き上がった俺は、その一瞬で一気に目が覚めた 誰だアイツ‼何だあの格好‼ 何だあの身軽さ‼ サルか⁉サルなのか⁉ いや、落ち着け…俺 俺は長男だから取り敢えず何とかしなきゃ…まぁ女子一人なら何とかなるか ウ『おい、お前…誰だ?』 取り敢えずそうは言ったが… 何か腰に刃物挿してないかコイツ?💧 突然の声に驚いたのかソイツは盛大に肩を揺らすと近くにあった犬小屋に隠れた…頭だけ ウ『…隠れられてないんだけど ってか本当にお前誰?』 観念したのか出てきたソイツは、サッと立ってニコリと笑った ピ『私、ピーター‼ ピーターパンよ‼ よろしくね…ぇっと?』 ウ『…ウェンディだ』 絶対に笑われると覚悟して言うが、ピーターは… ピ『良い名前ね‼よろしくねウェンディ‼』 ど真ん中ストライク‼❤ …じゃねぇよ、ピーター? ピーターパン??どっかで…
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加