優しさ

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初めに軽く自己紹介をします。 私の名前はいちご。 周りからはチャラそうとかよく言われる見た目そのままのギャル。 彼は龍。 私と正反対のマジメ君でしっかりしたお金持ちの彼氏。 不釣り合いな私達が付き合うキッカケになったのは私からの逆ナン。 金持ってそうだったから貢ぎ君にする為声をかけた。 ――数ヶ月前 い『ねぇねぇ! 一人で何してんの!? もしかしてドタくらっちゃったとか!?(笑)』 私は行く交う人達を目で追っている彼に声をかけた。 気安く話しをかけると 彼は驚いた表情を浮かべ私を頭からつま先まで二度見した。 まぁ見かけは自信があったけど 彼からすれば 『チャラい女』 にしか見えなかったと思う。 い『ねぇドタくらったんなら一緒に遊んでよ♪ あっ援とかじゃないから安心して(笑)』 一人話し続ける私を見て 彼はタイミングを探しながら口を開いた。 龍『彼女に振られて… 来ないってわかってるのに待ってたからドタってわけじゃないよ(苦笑)』 彼は背が高いわけでも カッコいいわけでもない。 でも何故か引き込まれるようなオーラをかもしだしていた。
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