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日も暮れだし、一晩ステラさん達にお世話になることになったシオン。 エルザは、メガネ達を黙々と研いている。シオンの隣では、ステラがトマトをかじっている。
「シオン君、行くあてはあるのかい?」
トマトを食べ終えたステラが、唐突に聞いてきた。
シオンは、この世界に飛ばされたこと、双子の姉を探していることを説明した。
「お姉ちゃんをね…。」
「シオン、この世界はわりと広いよ、屋敷を取り戻すの手伝ってくれたら協力してやってもいいよ。」
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