それぞれの戦い。

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脇道から、家畜のなれはてが突進してきた。そのまま壁に叩きつけられた。 たいした損傷は、見られないものの片腕が違う方向に曲がっている。 「ちっ」 小さく毒づき、メガネをかける。しかし、相手は死肉を纏っているため打撃では衝撃が吸収されてしまう。かといって、内蔵兵器を使うと損傷箇所が衝撃に耐えられないかもしれない。遠くでは、爆発音が鳴り響いている。ステラが、暴れているのだろう。
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