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そう言うと、姉は風のように走り去っていく。 いつもこの調子だ。教室に、着いた頃には、汗一つかかず友達としゃべっている姉がいた。
「ホームルーム始めるぞ」
チャイムと共に、うちの担任が、現れた。
「…と、言うわけで国語の柿崎先生が休みで国語は、図書館で、各自読書以上だ。」
予令に合わせて、ぞろぞろとみんなも図書館に歩いていく。
「シオン君、新冊入ったからいつもの所に置いてあるから。」
ここのおばさんとは、入学してから最初に仲良くなったひとで。
新しい本が、入ると優先的に教えてくれる優しいおばさんだ。
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