飛ばされた二人。

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町の宿屋 町の騒動もつゆしらず、静かにベットで一人の女性が寝息をたてている。 「マスター、起きて下さい。」 シオンに、助けられた先ほどの少女だ。男の子はいない。 ベットで、寝る女性からも返事は帰ってこない。 少女は、机に置いてあるトマトを手に取り、潰れんばかりに顔に押し付けた。 「この、バカロボ!。」 流石に、起きたらしく機嫌が悪い。 「メガネが、なくちゃまともに人も起こせないのかい。」
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