風の道 蒼海の森

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莉禾はベッドに座ったままカーテンを開けた。 窓からはあふれんばかりの日光が入ってきて、眩しかった。 窓から外を覗くと、綺麗な青空が広がっており、イライラした莉禾の心はすっと洗われた。 「……どうでもいいか…」 そう、所詮夢はただの夢だから。 莉禾はあの気味の悪い夢を振り切って、ベッドから出た。 今日は平日だから普通に学校がある。 ケータイで時間を確認すると、莉禾は学校に行く準備を始めた。  
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