順番

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雲のベッドでお昼寝していたら ほっぺたに何かを感じた。 チョン、チョン…… チョン、チョン……  「うーーん…もぉ。お昼寝したばかりなのに!」 目をあけるとそこには僕よりも少し大きいお姉さんが座っていた。 「ほら!もう起きて!順番が回ってきたのよ!」 「ん~……順番??なんの…?お姉さん…誰なの?」 眠たくて何が何だかわからない、まだ頭が回らないよ~。 「んもぅ!もう少しでママの所に行くんでしょ!別の子達に行って……」 「ああ!!行く行く!行くもん!」 お姉さんが全部、しゃべる前に僕は慌てて話した。  だって今日は待ちに待った日! もうすぐ、ママに会えるんだ!
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