282人が本棚に入れています
本棚に追加
僕はこれからママに会えると思うと嬉しくてたまらなかった。
お花はどんな匂いがするのかな?
お菓子っておいしいのかな?
ママって暖かいのかな?
パパって優しいのかな?
考え出したら止まらない!胸がドキドキいってる。さっきのお姉さんに手を引かれて広い公園みたいな場所に着いた。
「じゃあ、まずママを選んで自分にピッタリだって思ったら、あの鐘をならしてね!」
とお姉さんは白い塔の上にある鐘を指差した。
「はーい!わかった。お姉さん、ありがとう。」
僕がそう言うと、お姉さんはニコッと笑って
「優しいママ見つけてね。」
そう言いながらまた、忙しそうにまたどこかへ行ってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!