1話

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俺が病気になったのは、今でも覚えている、あれは、中学2年の春のことだった その日俺は、給食の時間でクラスメイトと一緒にご飯を食べていた 「弘あんまり食べてないけど、具合い悪い?」 親友の由稀が、心配そうな顔していた 「由稀ごめん、ちょっと食欲がない」 急に俺は口を手で覆い隠した その時、いきなり吐気げと腹痛がした。 しかも、クラスメイトの前で、吐いてしまった 「うっえっげほごほごほ」 「弘!」 由稀は俺の背中を摩ってくれた 俺の手には、べっとりと、血が付いていた その後、母さんと病院に行き、検査入院をしたけど結果は、原因不明の病気だった それからずっと、入退院の生活を繰り返している
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