1話

10/25
前へ
/33ページ
次へ
大量の黒い羽根が、ひらひら舞っていた 黒い…羽根? 「弘どうしたのぼーとして」 俺はしゃがんで黒い羽根を拾った 「由稀、今俺が持っている物見えるか」 「弘、おかしなこと言うね何も持ってないよ」 えっ由稀見えてないのか 「弘、疲れているんじゃない」 「ぉぃ…おい!」 その声は俺しか聞こえていなかった 「てめぇさっきから呼んでんのが、わからねえのか!」 俺は声のした方に振り向いた なっななななんだよこいつ!? 俺は腰を抜かして床に座り込んだ 「弘!どうしたの」 「おっ俺今、変なもの見た」 銀髪で大きなフードとカマをもった人が俺の後ろで宙に浮いている 「えっ?二人しかいないけど」 その姿は俺だけしか見えていない
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

107人が本棚に入れています
本棚に追加