1話

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「で今俺は、お前の目の前にいるってことだ」 俺の頭は真っ白 「はは俺…半年で死ぬのか」 「そう言うことだ」 「嘘だ!いやだいやだいやだあああああ!!」 「まだ…死にたく…ない」 俺はボロボロ涙を流した 「後半年間、悔いがないような生き方すればいいんじゃねえの」 「なっ!?お前の何が分かるんだよ!死ぬ気持ちなんか、死神のお前なんか俺の気持ちが、分からないんだ!」 「ああ解からなねぇなでも、これだけは解る人って言うのわな、最後には死ぬ運命を持ってるってことだ」 「お前はその運命が早すぎたってことだ」 「うっうっうっぐすっ」 俺はまた涙を流してしまった 「じゃあな」 オルフェリオスは、弘の目の前から姿を消した
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