1話

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夜用の薬を飲み裕利の隣に座った 「はぁ疲れた」 9錠飲むのは自殺行為だ 「昼用の薬と予備の薬は袋に入れた?」 「ちゃんと入れた」 「ほんとに…」 裕利は疑う様に俺を見た 「裕利さん何、俺を信用してないの」 「半月前、弘兄薬を家に忘れて学校で倒れたことあったでしょ」 「あの時俺が偶然薬を持っていたからいいものの」 「あははそんなこともあったな」 「笑い事じゃないよ」 「弘兄の大事な体の薬だから」 「はい…すいません」 裕利は最近由稀に似てきたな
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