叱責

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ベンチに戻り高岡が川野監督に話し掛ける     『水島は昨日も投げています。もう限界です。ピッチャーを川内に変えましょう。』     『だがなぁ~沼畑のエースは水島だ。こうゆう場面こそ真価を問われるところじゃないか。それに川内は球が遅いじゃないか。打たれるのがオチだ。』     『なんでですか!?このまま投げさしたら水島に精神的にも体力的にも負担になるだけです!それに川内は沼畑の立派な左ピッチャーです!なぜ信じることができないんですか!』     『だがなぁ~監督は私だ。選手がつべこべ言うな。』     『くっ……わかりました。』     『わかったんなら行け』     悔しくて涙をこらえる高岡。それを見た鶴丸が高岡の肩を軽く叩きつぶやく…     『しょうがねぇよ…今は耐えるだけだ』
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