唯々諾々

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『ゲームセット!』     9―7で沼畑高校が勝った。川内は二本ヒットを打ち上機嫌だ。     『いやぁ今日は充実した日だったなぁ~』     『たった二本じゃろうがい!』     鶴丸が上機嫌の川内に突っ込みを入れる。     二人で意味不明な会話をして盛り上がってる中、高岡が川内に話し掛ける。     『川内ちょい良いか?』     『俺は沼畑の張本と言われてもしょうがないな!ん?どしたんや高ピー!』     『(高ピーって……)いやお前に一打席目、スクイズさしたけどさ。どう思うよ』     一瞬川内を撲殺してやろうかと思ったが、グッとこらえる高岡。     『そりゃ打ちたかったよ!スクイズの他にも得点パターンはたくさんあるんじゃないか?あそこは沼畑の福浦にまかせるべきだったと思うぞ!』     『そうだよな…(ってか福浦なんか張本なんかどっちなんだよ)』
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