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学校に戻るバスに揺られながら川内と鶴丸が話す
『さすがにあんなん言われたら歯痒いの。監督変わらんかの。お前なんか水島があんなに失点したのに出てないじゃないか』
『そうだな…俺、ヘボピッチャーじゃけど経大付相手に投げたかったの…』
『俺はお前がヘボピッチャーだなんて思わんよ。球は遅いけどコントロールあるじゃん。お前が投げてる時ってテンポが良いから守りやすいんだよ。まぁあの監ちゃんにはお前の良さはわからんだろうな。あいつは見た目で判断するからな。』
『監ちゃんなんかに俺の良さを認められたくないの笑。まぁ明日投げるかもしれんけぇちゃんと守れよ。』
『それはちょい困る』
『馬鹿か!』
バスが沼畑高校に到着し各自家路につく…
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