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スイッチが入ったカイトは超ドSになる
「ヒヒッ、攫ってきたんだよ、君みたいな可愛い子供、なかなかいないからねぇ………ジュルリ」
そう言いながら、カイトは手を怪しいかんじに動かしてリリィに迫る
訂正、ただの変態だ
だが、この変態な行動も、リリィには効果抜群である
「ひぃっ、やだ………こないで、やだ、やだ、怖いよ…怖いよぅ、パパ、ママ、助けてぇ………」
リリィは震えながら呟いている、だが、そんな風に怯えれば怯えるほどカイトの変態化は加速していく
(ううっ……、ますます虐めたくなる、でも、まあ、この辺にしとくか)
カイトは、なんとか理性を取り戻したようだ
その頃、リリィはというと
「ヒクッ……グス…………やだよぉ…怖いよぉ……」
泣いていた
カイトはそれを見て、すぐにリリィに駆け寄る、逃げ場がないからか、怖くて動けないからか、リリィはカイトが近付いても、動こうとしなかった
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