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そこには、人ひとり入れそうなほど大きい箱と、一通の手紙がおいてあった
(とりあえず手紙の方から見てみるか)
そう思い、カイトは手紙を手にとる
そして、そこに書かれた、差出人の名前を見て驚愕した
そこには、かつて生き別れたはずの両親の名前が確かに刻まれていたのだ
(なんで、父さんと母さんの名前が……?)
不審に思いつつも手紙を開けてみる
中には二枚の便箋と黒い栞が入っていたとりあえずカイトは手紙を読み始める
そこにはこう書かれていた
<カイト、お久しぶりです、あなたに言ってもわからないかも知れないけど、あなたの母です
いろいろ言いたいことがありますがひとつだけ、書きます>
一枚目はそこで終わっていた
カイトは二枚目を読み始めた…………………………………………………………
読み終えて
キレた
「ふざけんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
二枚目にはこう書かれていた
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