本当の優しさ

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本当の優しさ

エッチの最中に… キスの練習が始まった。 「唇の…だからね…力抜くの~口開けて~ あ~んするの。力抜いて~。そう~そう」 僕は唇を硬くしてしまう癖があるらしく 柔らかいキスが出来ないらしい。 リカに言わせれると キスは最大のエロ行為であり、女性が男性を受け入れるようになるのも… (いわゆる 濡れ具合ね) キスの絡み具合や密着感で変わるみたいだ。 たしかに、キスだけで濡れると男性も燃え上がるね。 人によってマチマチだが。 唇が硬いとクリトリス付近を愛撫される時、気持ち良さが、かなり違うともリカは言う。 「まーくんが~リカに飽きて、別れて次の彼女とエッチする時、恥ずかしくないように全部教えてあげるね」 この言葉は重かった。 先の事など考えてなかったけど、今から思うと 愛してもらってたのか? あの時、どんな気持ちで言ったのか…今となっては分からない。 唇が柔らかくなってきたら、指を一本づつ舐めさせられた。 指を舐める早さ、吸い付き、仕上げには手の平。 説明されながら やってるんだけど 説明してるリカ自身が感じながら言うから それは大変 興奮しながらのレッスンだったね。 愛の調教師だね。
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