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僕の名前は和哉。
趣味はサッカー観戦。
自分自身もサッカーをしている為か自分なりにスター選手を探す事に熱を入れていた。
この時をきっかけに出会いとは、いつどこであるか全く想像が付かないという事を初めて知る。
そして別れも…
あれは一人で高校一年生の時に初めて某チームの試合を見に行った時の事だった。
僕がスター選手を探すべく、真剣にサッカーの試合を見ていると
「一人で見に来てるの?」
と一人の女の人に声を掛けられた。
僕は
「え?あっ、はい」
と、少し驚いた感じで返事をする。
すると、その女の人は
「一緒にあの中で応援しようよ」
と応援団の方を指差し、僕に誘いをかけて来た。
せっかく誘われたのに冷たく断る事も出来る訳が無いので
「はぁ…分かりました」
と返事をし、応援団のいる方へと場所を変えた。
場所を変えたが、応援歌など全く知らない僕は周りの雰囲気になかなか馴染めずに明らかに浮いている。
そんな僕を見て、先程の女の人が僕の隣にやって来て
「こうやって周りと同じように飛んだり、手を叩いたりしてたらいいんだよ」
と僕にサッカーの応援の仕方?を教えてくれた。
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