希望

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説明がおわり仕事は明日からと言うことで、とりあえず今日は自由になり、 『寮の周辺を散策しといたらええよ! ほなお疲れ!』 と、竹本さんがが言ってくれた。 お礼を言うと、竹本さんは店に戻って行った。 (さて・・・何しようか?) と、考えているとバイク音が鳴ったかと思うと誰かが2階に上がってきた・・。 志田だった! 志田は同じ専門学校の高等部(高校生用の学部)の卒業生で僕の2歳下の同期だ。 学生時代は面識が無かったが、以前に『久喜』に数人で見学に来たときに会っていて多少の会話をしていた。 色黒で太っていて曙(元横綱)そっくりだったが、後に先輩たちからはアジャと言うあだ名をつけられてしまった・・・・。 志田の同級生の健司は、明日来ることになっている。 『来たな~(笑) まだ俺らだけ(笑)』 と、志田が言った。 僕 『今どこにいってきたん?』 志田 『暇だもんでその辺流してた。 荷物の整理するかな!』 志田は元暴走族でいかにもって顔をしていて正直少し苦手だった。 なので僕は少し安心して自分の荷物整理をする事にした。
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