変わらない毎日(?)

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学校(校門前)   ?:「おーい!」   僕は振り返った   翼:『あっ…。』   男は僕に近付いてきた   ?:「おはようさん。翼!」   彼は朝から元気な あいさつをしてきた   しかし、今の僕には "元気にあいさつをしよう" という気力は湧いて来なかった   翼:『…おはよ。近江。』   近江:「だ~か~ら~! 鈴也てよんで~な!」   ━━━━━━━━━━━━━━ 彼は"近江 鈴也(オウミ スズヤ)"   なんでも お父さんの仕事で大阪から 引っ越してきたらしい   僕は "鈴-リン-" って 呼ぶ事にしよう ━━━━━━━━━━━━━━   翼:『…鈴也…か…。』   鈴也:「そうそう!」   翼:『やだ。』   鈴也:「なんならうちの事、 呼んでくれるん?」   翼:『…鈴也だから…、 鈴で"リン"ってゆーのは?』   鈴也:「んー。良いじゃん? じゃあそれで決まりで。」  
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