始まりは驚愕とともに

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スカイブルーの機体はキース少尉のスペースファントムが斜め上方から突っ込んで来るのを確認したのか、こちらへと機首を反転させた。 先手必勝・・・ 「ウォォォ・・・!!」 キース少尉は気合いとともにビームバルカンを乱射した。 なんて機体だ・・・ スカイブルーの機体は、キース少尉の発砲した光弾を胴体両脇のブースターの向きを変える事によってかわした。 「後ろに回られた!?」 さらにそのブースターの向きを変えた敵機はキース少尉のスペースファントムの後ろについていた。 「クソッ・・・」 そして、次の瞬間、スカイブルーの機体の機首の銃口と翼下のガトリング砲が火を噴き、キース少尉の心身と機体を粉砕した。
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