始まりは驚愕とともに

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『キース少尉!?』 キース少尉が殺られたのをみたジョニー曹長は叫んでいた。 「こいつっ・・・」 ジョニー曹長は、白い機体に向け、スペースファントムのミサイルポッドの空対空ミサイルを全弾発射した。 一ダースの誘導ミサイルを放ったジョニー機を見た白い機体は人型に戻り、急機動をかけ、頭部のCIWSによって全弾叩き落とすと、手に持っていた大型の火器から大出力の荷電粒子ビームを発射した。 ジョニーが夢中で操縦桿を倒したおかげでコクピットへの直撃は免れたが、黒煙を上げている機体は爆散する寸前だった。 そのコクピットの中、ジョニーは旗艦のクラッススに必死に通信をいれていた。 『敵はレジスタンスなどではない!! 敵は人型可変戦闘機を使っている!! アレスだ!! 繰り返・・・』 繰り返して言おうとした時、二発目の荷電粒子ビームがコクピットに突き刺さり、ジョニーの体を電子へと戻した。
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