始まりは驚愕とともに

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「艦長!! 敵機と思われる機影多数!! 百、いや二百機を越えています!!」 索敵要員の悲鳴の様な報告に、マティス大佐は目の前が真っ暗になった。 たった五隻のパトロール艦隊で防げるものじゃない・・・ 絶望の二文字がマティスの思考を埋め尽した。 「艦載機隊、敵機とエンゲージ。 しかし・・・」 索敵要員が言うだけ言ったが、彼自身あまりに現実味にかける状況を頭で処理しきれていない様子だった。
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