始まりは驚愕とともに

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「敵機四機、本艦に向かって来ます!! 恐らく先程キース少尉らの部隊を撃破した部隊です。」 索敵要員の言葉はマティスが予想すらしなかったものだった。 五隻とはいえ艦隊にそんな少数で攻撃を仕掛ける事は狂気の沙汰としか言いようがなかった。 しかし、 「全艦、砲門開け。 私の合図で一斉に砲撃する。」 艦艇に匹敵するとまでいう噂が本当であれば攻撃を受ける前に確実に撃破する必要があった。 「まだだ、まだ引き付けろ・・・ ・・・ よし、全艦、てぇっ!!」
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