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その日、お城では定例会が行われる。
「おい、聞いたか?今日の定例会でルキウスが『選ばれし者』を連れてくるらしい」
「あぁ。でも本当なのか?」
「わからない。でも証を確認すればわかるんじゃないか?」
「うーん。でもどんな奴なんだろうな。」
そこへ、国王が入ってくる。
そのこにいる主席者は立ち上がる。
「そのままで良い。」
威厳のある声で国王が言い、座ると、その他の者達も椅子に腰掛ける。
国王は室内を見渡すとゆっくり口を開いた。
「今日は皆の報告を聞く前に、私から話がある。
皆も知っているとは思うが『選ばれし者』が見つかったとルキウスより連絡があった。
私も、実際には会っていないが、今日、ここに来てもらった。
紹介する前に、皆に言っておく。
『選ばれし者』が見つかったこと、またその正体は他言無用!
これを破ったものは制裁を下す。 以上だ。
では、ルキウス頼む。」
「はい。」
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