マンションと借金

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ついて来いと言われるがままについて来てしまったが、こんな高級マンションにつれて来られるとは思っていなかった。 見慣れない雰囲気についそわそわと歩いてしまう。 「あの、こんな高そうなところに住めるなんて社長さんか何かなんですか?」 「俺はホストだ」 「ホストさん!!?」 ホストという職業はこうも稼げるのか!! 驚いた俺はまだ夜明け前だというのに大声をあげてしまった。 そのせいでホストさんに思いっきり睨まれた。 「静かにしろ、次雄たけび上げたら最上階からヒモなしバンジーな」 「!!?」 オレはこの後、口を両手でふさぎながらホストさんの後をついて行った。
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