破滅への序章

5/19
前へ
/29ページ
次へ
「既に、我が国の9割以上は侵略され、敵軍はこの城に向かって進軍してます!」 ヒューイ「そこまで来たのか…。」 敵軍の侵略の早さに、ヒューイは苦々しい表情を浮かべた ヒューイ「如何いたしましょうか?国王。」 ヒューイは、1番奥に座っている一人の男に聞いた ヒューイが尋ねた男こそ、アレンとリリィの父親でロディオン共和国国王のアレクサンダー・ハイドフェルトだった アレクサンダー「うむ…。城に入られるとマズイ…。篭城戦しかない。 各兵士に告げろ!門を全て閉じ、敵軍をこの城に入れるな!」 アレクサンダーは伝令の兵士にそう告げると、兵士達は、急いで外に走って行った アレクサンダー「しかし何故だ…。グラン帝国の国王は、平和主義なはず…。 何故、我が国を攻めるんだ…。」 アレクサンダーが悩んでいた時… 「大変です!!敵軍が…敵軍が城に侵入して来ました!!」 息を切らしながら走って来た一人の兵士が、最悪の結末を告げた…
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加