若気のいたり

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さて、そんなこんなであたしは公立高校に入学した。 特に何かやりたい事とかあった訳じゃなくて。 ただ受かったから行くか~、ぐらいのモノ。 高校なんてそんなモンでしょ。 高校は1学年9クラス。 やっぱり中学より規模でかくて、色んな人がいるから楽しかった。 少し経つと、やっぱり学年でも目立つグループとかができる。 あたしはあまり大人数が得意じゃなくて、めんどくさいから少ない人数でまとまる人だったんだけど。 同じ学年でも校舎内の1階、2階にクラスが別れてたの。あたしは4組だったから1階。 ある日、いきなりクラスに訪ね人が来た。 『一ノ瀬さんっている?』 そう言って来たのは2階のクラス、8組の沙織。 沙織は美人でスタイルも良く、学年でもすごく目立つ女の子。 なんの用だ?と思って行ってみるといきなり… 『友達になって欲しいの!!』 (´ω`)………ん? 別に断る理由もないし… そこから沙織との付き合いが始まる。
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