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宇宙脱走犯をローリング腋毛でやっつけ、華麗にポーズを決めたビーチクウーマンが、たまたま集まったマスコミに向かって紙をばらまいたんだ。
『いつも技のネーミングを考えるサワラハラ氏。そのセンスはまことに遺憾である。貴殿の高校の三年生にレイドウアリアという女子がいる。彼女と付き合うがいい。きっとセンスもみがかれるだろう。これは使命だ。』
「おはよー!今日も寒いねぇ。」
「はよっ。昨日のニュース見た?ビーチクウーマンとうとう百匹目を倒したって!」
「見た見た!サワラハラもよくあんなに変な技ばっか考えるよねぇ!昨日は『世界の愛!オナラジェット!』だもんね!アハハ!」
「あ、噂をすれば!サワラハラとアリア先輩・・・きゃぁぁ!手つないでるぅ!」
「ホントだ!・・・でもなぁんかアリア先輩嬉しそう。・・・つか、サワラハラ、デレデレしすぎてキモチワルイ(笑)。」
「あいつの幸せそうな顔は、なんかムカつくなぁ。」
「・・・うちらも頑張って幸せになろうね。」
「うん!幸せなりたいもんね!」
冬はもうすぐ本番。
世界の平和はビーチクウーマンが、アリア先輩の安らぎは僕が守るんだ!!
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