君と道

出会い

お互いテニスが好きだったんだよ、きっと。
お昼食べながらまた観察してた。

「あ！名前、俺は朽木朔夜(くちきさくや)」

名前はもちろん仮名。
私も名乗ってまた食べて見て話しての繰り返し。
ここで違ったのが私達は携帯を持ってたこと。
今では持ってておかしくないけど、当時中学１年だと持ってる人は持ってたか。
でも私のお友にはあまりいなかったかな。
うん、お陰でアドレス交換したわさ。
カッコいいお友ゲッツ!!
だったんだ、あの時は。
で、話したり見たりしてる内に私っちの先輩の試合が終わって帰ることになった。

これが私と彼の出会いでした。