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その後日々はは特になにもなく……
時間だけが無情にも過ぎて行く毎日。
なんかこう漫画の世界みたいにライバル登場とか浮気発覚とか波瀾万丈な恋愛を期待していたのだが……
なにこの平行線
しかし今日はあれがやって来る。毎年必ずある夢のあれが!!
そう……SUMMER VACATIONサマァ~ウ゛ァケイショォン夏休みである。
待ちに待った夏休み。
俺は学校→部活という一連の流れを過ごさなくて済む=紗耶と遊べる。という方程式が頭の中で成り立ち、テンションがおかしい。
だがしかし部活が無い訳ではない。
勿論あるわけで……
でもまぁ頻繁にはないだろうと期待して配られた予定表に目を通す。
……なん……だと……?
部活の予定表を見た瞬間、俺はゾッとした。
予定表には部活部活部活部活部活部活部活部活部活部活部活部活部活部活部活部活部活部活部活(ry
「っえ゙!!」
と、文章に表しにくい奇声を発してしまった。
勿論同じ部員からは冷たい視線だ……
でも今の俺には関係ない!俺はいつまでも予定表をガン見していた。
この時初めて部活を恨んだ。
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