ついに!?

15/16
前へ
/266ページ
次へ
カタ! シャーペンが机を叩く音がこだます静かな空間に、消しゴムが落ちる小さな音が鳴った。 それを拾おうと手を伸ばした時だった。 ピタ! 考えていた事は相手も同じだったようで、手が重なってしまった。 「っあ、ごめん」 「いや、いいよ」 紗耶の顔が若干あかくなっていた。 なんで顔が赤いのかこの時は分からなかったので普通に続けた。
/266ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1376人が本棚に入れています
本棚に追加