燃える、燃える、燃える
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形状が袈裟掛けをしていて座禅を組んでいる仏様に見えるから喉仏というのだと、そう説明する。 そっと箱へ入れ、それから残された頭蓋骨の破片をその上に被せた。 箱の中で逆さまにならないよう、頭の骨は最後に入れるのだという。 ではこちらは娘さんが持ちましょうか、ときらびやかな白い布袋に入れられた箱を渡されたのは、私の母。 自分の母親を抱くという重さを、私は考える事が出来なかった。
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