名のない letter

あなたとあなた

　　
DEAR～

｢いっちゃん前にいれば見えんねっがぁ、お前チビ助だろうが。んなら俺がバンボしてやろっかぁ？｣

独特だよね　あなたの口調/方言

｢手とかひゃっけくねっか？ほれ､俺のがん貸すっけあったこくせぃや｣

…中途半端な優しさなんか見せないでと あたしはあなたをいつも思ってた…

｢中入れってば…外にいるっけ鼻水垂れるんだがな。ほれささっと中入れてば｣

あれは真夜中の雪ちらつく日。

なせにあなたは優しくするの？と
ただ 思っていたあたし 。。。

｢送ってくこっさ…はよ、乗れてぇ。濡れんべな。｣

…辞めて　　優しくしないで､と

｢お前が泣くっけ､こいつも泣くんだがの…犬にも人間の涙わかるっけなぁ…泣くなてば。｣

動物を愛してた　あなた…