STORY④ 宿泊訓練

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しばらく景色にひたっていたが時間がきたので由香のとこに戻った。 しかしそこには由香がいない… 心配になり辺りを見渡す。 するとしげみにしゃがみこんでいる由香を見つけた。 すぐに駆け寄り状況を確認する。 毅:「大丈夫か?」 由香:「ちょっと気分悪くて💦」 毅:「無理すんなよ💦」 由香:「うん⤵実は由香…高いとこがダメで…⤵」 あの時と同じだ。 俺と同じ感じに見えた。 多分今由香も怖いんだ。 毅:「大丈夫だよ。俺がついててやるから安心しな」 普段言わないような言葉がスッと出てきた。 俺は自然に由香の手を握ってた。 もちろん由香は驚いてたけどちょっと安心しているみたい。 俺が雫にされたことを全く同じことを由香にしてた。 由香:「あ…ありがとう」 ちょっと涙目になってそう言った。 俺と由香は立ち上がり一緒に歩き出した。
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