STORY⑥ 雫の罠

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それから3人で食事をするため近くの洋食系の店に入った。 入って席につく。 が……なぜか俺と由香が隣で雫だけ1人だ。 普通男が1人じゃないのか⁉ そんな疑問を抱きつつメニューを注文する。 それから料理が運ばれてきて食事をしながら雫が口を開いた。 雫:「ねぇ~②⤴2人に聞きたいことがあるんだけど⁉」 由香:「なに②?」 雫:「宿泊訓練の事なんだけど…なんで毅と由香が手繋いでたの⁉」 由香:「………それは」 毅:「由香、無理に言わなくていいよ」 由香:「でも……」 毅:「いいんだよ、俺がちゃんと言うから」 なぜか雫は緊張しているみたいだった。 俺のいつもの口調じゃなかったみたいでビックリしているみたいだった。 毅:「雫、今からちゃんと話すよ…そのかわり真剣に聞けよ」 雫:「……う、うん💦」 それから俺は雫に包み隠さず話した。 雫は大人しく聞いていた。 やっぱりいつもと雰囲気の違う俺にビビってるみたいだ。   話終わると雫は泣いていた… 雫:「ゴメンね……私の勘違いで……2人をこんな目に合わせちゃって…」 由香:「わかってもらえればいいよ⤴ねっ毅?」 毅:「あぁ、もう早とちりだけはやめてくれよ」 雫:「うん…ホントゴメンね⤵」   みんな良い顔をしていた。 悩みがなくなったみたいな…そんな感じ。
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