STORY⑦ 突然の悲劇

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2日後 予定通り退院した。   家に帰るのは2日ぶりだけどやたら懐かしく感じる。 その夜🌃 ピンポーン🎵 ご飯を食べ自分の部屋にいたがそんな音が響いた。 ちょっとたってから 高杉母:「毅~、ちょっと降りてきて‼」 なんだ? ちょっと嫌な予感がしたが階段を降りると見かけない夫婦がいた。 高杉母:「毅、こちらは柴山さんのご家族よ」 由香の親⁉ 毅:「はじめまして高杉毅です」 柴山母:「あなたが毅くんだね。先日は由香を探していただきありがとうございました💦」 柴山父:「ホントありがとう。毅くんが見つけてなかったら今頃娘は…」 由香の両親は深く頭を下げた 毅:「いえ💦当然のことをしたまでですよ💦頭を上げてください💦」 柴山母:「本当に…ありがとうね…」 由香の母親は大粒の涙を流していた。 その時ふと思ったことがあった。 毅:「あの……由香はどうなんですか…?」 由香の両親は顔合わせて深刻そうな表情をしながら口を開いた… 柴山母:「由香は……部屋に閉じこもってていつも何かに怯えている状態で…精神的におかしくて…何があったかは何も言ってはくれません…」 毅:「そうなんですか…」 柴山母:「あの……失礼なことを申し上げますが良かったら由香に会ってあげてはくれないでしょうか?」 毅:「俺がですか⁉」 柴山母:「はい、由香自分と似た友達ができて毎日会うのが楽しいって…きっと毅くんのことだと思うんですよ」 毅:「由香…そんなこと言ってたんだ…」 柴山父:「毅くん…由香に会ってあげてくれないだろうか?毅くんになら話してくれるかもしれない…」 毅:「……わかりました、由香に会わせてください」   それで次の日由香に会うことになった。
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