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STORY⑧ 素直な気持ち
あれから何日かたった…
由香は学校にこなくなった。
それは仕方ないこと…
あの日から由香とは会ってない。
由香どうしてるかな…
由香泣いてないかな…
由香…元気になったかな…
野上:「高杉‼何ぼ~っとしている⁉授業に集中しろ‼」
たがなぜか怒られてる気がしない。
由香のことで頭がいっぱいで他のことが手につかない。
最近何をやってもそうだった。
勉強にしても部活にしてもやる気が起きない…
今日は久しぶりに由香の家に行った。
母親がすぐ出てきて歓迎するかのように招いてくれた。
階段を上がり由香の部屋の前についた。
柴山母:「由香~毅くんきてくれたわよ~」
由香の母さんは俺を見て微笑んだ。
なんて優しい笑顔なんだろう…
どことなく由香に似ていた。
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