STORY⑩ 月明かり

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7月7日 今日は七夕だ。 なぜかうちのクラスには笹が飾られてあった。 毅:「先生…なんで笹があるんですか…?」 ちょっと焦り気味で聞いた。 野上:「今日は7日だぞ⁉七夕に決まってるだろ⤴」 ちょっと威張り気味な先生… なんかちょっと張り切ってるようなきもする。   すると4時間目のHRの時間に短冊を書くことになった。 雫:「毅⤴何書くの?」 毅:「俺こういうの苦手」 雫:「私はバレー頑張ることと彼氏つくること⤴」 毅:「わかりやすいな」 雫:「良いじゃん⤴」 毅:「俺何にしようかな…」 そう言って考えたあげくは『部活を頑張る』と言ったいたってシンプルってか普通のことを書いた。 雫みたいに彼女欲しいとは書けない💦 笹は窓際に置かれた。 外から入ってくる風で笹がなびく。
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