STORY⑩ 月明かり

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部活が終わり帰ろうとしたら正門で由香が立っていた。 毅:「何してるんだよ?」 俺の声で気づいたらしくちょっと焦ってる感じ。 由香:「あ💦毅か💦ちょっとね」 毅:「そっか。誰かと待ち合わせ?」 由香:「そんな感じかな」 毅:「じゃ俺は帰るな」 由香:「…じゃ一緒に帰ろう⤴?」 毅:「だって待ち合わせしてんじゃないの?」 由香:「もういいの⤴どうせ来ないし」 毅:「…そっか」 誰を待ってたかはわからない。 でもなんとなくわかる気がした。 毅:「じゃ帰るか」 由香:「うん⤴」   外はすでに真っ暗だった。 空を見上げると一面星空の世界が広がっていた。 月も綺麗な三日月だった。 2人は月明かりの下を歩き出した…
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