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しばらく2人で歩いてると公園が横に見えた。
由香:「ちょっと公園寄らない?」
毅:「別にいいよ」
いきなりだったら不意をつかれた感じ。
ベンチに腰かけ空を見上げる。
やはり今日の夜空はキレイだ。
毅:「空キレイだな」
由香:「そうだね、毅ちょっと話あるんだけど」
毅:「なんだよいきなり💦」
由香:「ゴメンね💦でも聞いてほしいから」
いつもと雰囲気の違う由香に少し焦った。
毅:「わかった」
由香:「もう……あれから2ヶ月がたつんだね…」
あれ?
なんだろう…?いろいろ考えてみたら思い出した。
2ヶ月前……由香が襲われたこと……
毅:「そうだな…」
由香:「あの時の記憶は一生忘れないと思う…1人で歩いてるといつも頭の中に思い浮かぶ…忘れたいのに忘れられない…」
毅:「………」
由香:「どうしたらいいのかわからなかった…死んだ方がマシと思って腕を切ったこともあった」
そう言って由香は俺に左腕を見せてきた。
傷は浅いみたいだけど何回も切ったような傷が無数にある。
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