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毅:「久しぶりだな」
由香:「何がよ?」
毅:「由香が笑うの」
由香:「そう…かもね、これも毅たちのおかげだよ、ありがとう」
毅:「何改まってんだよ」
由香:「ホントに…ありがとう」
由香の目からは大粒の涙が溢れ出ていた
頬を伝わりやがてしずくは地面に落ちた
毅:「泣くなよ」
遠くから声がした
雫:「毅~毅~」
近づくにつれて声が大きくなる
雫:「つよ…あんた由香に何したのよ⁉」
毅:「はぁ~⁉俺何もしてねぇ~って💦」
雫:「じゃぁなんで由香が泣いてんのよ⁉」
毅:「これは…」
由香:「雫誤解だって💦毅は何にも…」
雫:「由香は黙ってて‼毅‼あんたってやつは…」
数分後…
雫:「なぁ~んだ、そうならそうと先に言ってよ⤴」
毅:「どっかの誰かさんがいきなり胸ぐらつかんできて人の話を聞こうとしなかったのはどこの誰かなぁ~⁉」雫:「…すいませ~ん⤵」
毅:「雫はすぐ違う方に考えるんやけん」
由香:「誤解もとけたことだし帰ろうか」
毅:「そうだな」
雫:「いざしゅっぱ~つ⤴」
毅:「お前は黙ってろ‼」
雫:「はぁ~ぃ⤵」
こうしてキャンプの方に歩き出した
空を見ると空一面に星が広がっていた
それはまるで由香が元に戻っていくのを祝してくれているような気がした
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