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俺が異変に気付いたのは山を下り出して20分ぐらいたった頃だった…
(回想)
由香:「ダメだよ~その足じゃぁ歩かない方がいいって💦私大丈夫だから、それに毅疲れてるし」
毅:「俺は大丈夫だよ、だから由香が気にすることないんだよ」
雫:「ね、だからここはお言葉に甘えて~」
由香:「うん⤵」
由香をおぶって20分…
突然視界がぼやけてきた
毅(心の声):「あれ💦なんか目が霞むぞ💦」
足元もふらつきだし息も荒くなってきた
毅の息:「ハァ…ハァ…」
その異変に薄々気付き初めていたのは由香だった
由香:「毅?」
毅:「…」
由香:「毅⁉」
毅:「……ん、あぁどうした?」
由香:「大丈夫?顔色悪いよ?」
毅:「あぁ~大丈夫だよ」
由香:「なら…いいんだけど…⤵」
それからまた歩き出した
が、歩き出してすぐのことだった
毅がよろけたのだ
左側には山の深い谷…
由香:「毅⁉」
由香の問い掛けにも答えない
その時だ
毅が左によろけ足を滑らせた
由香:「キャァ~💦💦💦」
それを見ていた周りの優や悠輔が由香を助けた
だが…毅はそのまま谷の底に落ちてしまった
由香:「毅~‼‼‼」
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