STORY⑬ 夏物語㊦

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俺が異変に気付いたのは山を下り出して20分ぐらいたった頃だった…   (回想) 由香:「ダメだよ~その足じゃぁ歩かない方がいいって💦私大丈夫だから、それに毅疲れてるし」 毅:「俺は大丈夫だよ、だから由香が気にすることないんだよ」 雫:「ね、だからここはお言葉に甘えて~」 由香:「うん⤵」   由香をおぶって20分… 突然視界がぼやけてきた 毅(心の声):「あれ💦なんか目が霞むぞ💦」 足元もふらつきだし息も荒くなってきた 毅の息:「ハァ…ハァ…」 その異変に薄々気付き初めていたのは由香だった 由香:「毅?」 毅:「…」 由香:「毅⁉」 毅:「……ん、あぁどうした?」 由香:「大丈夫?顔色悪いよ?」 毅:「あぁ~大丈夫だよ」 由香:「なら…いいんだけど…⤵」   それからまた歩き出した が、歩き出してすぐのことだった 毅がよろけたのだ 左側には山の深い谷… 由香:「毅⁉」 由香の問い掛けにも答えない その時だ 毅が左によろけ足を滑らせた 由香:「キャァ~💦💦💦」 それを見ていた周りの優や悠輔が由香を助けた だが…毅はそのまま谷の底に落ちてしまった 由香:「毅~‼‼‼」
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