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………ってとこかな?
よし!
説明終了!
「こんなもんでいいか?」
「うむ。良くできたな。素敵な部下をもって私は嬉しい限りだよ」
「だ~れが部下だってぇ?」
言いつつ俺はこの男のあごに軽くアッパーする。
「ぐは!」
すると男はバランスを崩して「地上へ」落ちそうになる。
「危ないことはしないでくれよ。私はこれでもとってもか弱いんだぞ?」
「あのなぁー。人にこの世界の説明しろ、とか言って強制連行してきたのは誰だよ?」
さっき俺はこの男に頭を強打され、気を失っているうちにここへ連れてこられた。
「う~ん。一体誰だろうな?そんなひどいことをするやつは!?」
「お前だー!!!」
言いつつまたアッパー。
「ぐはぁ!」
今度は後方に吹き飛んで家の屋根に当たりそうになった。
「危ないじゃないか!」
「うるせー!お前なんか速く地獄に落ちろ!」
俺が口答えすると男はふぅーっと深いため息をつい…
って、待て!俺がため息つくべきタイミングだろ。
「……と、言うことだが分かったかな?読者の皆さん?」
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